ビジネスチャットツールを選ぶとき「SlackかTeamsか」「国産ツールで大丈夫か」と迷う方は多いでしょう。ツールごとに得意な場面や料金体系が異なるため、チームの規模や働き方によって向き不向きがあります。
この記事の結論を先にお伝えすると、グローバル・スタートアップ向けには「Slack」、Microsoft 365をすでに使うなら「Teams」、日本の中小企業・店舗スタッフには「LINE WORKS」または「Chatwork」が選びやすい傾向があります。 以下で5ツールを料金・機能・チーム規模の観点で整理します。
PR 本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。
ビジネスチャット5選:まず比較表で確認
| サービス | 総合評価 | 料金 | 特徴 | 公式 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 Slack | ★★★★☆ 4.4 | 無料プランあり(メッセージ履歴90日・アプリ連携10件まで)。有料プランの料金は公式サイトで要確認 | 世界的に普及したビジネスチャット。豊富なアプリ連携と使いやすいUIが特徴 | 公式 → |
| 2位 Chatwork | ★★★★☆ 4.0 | 無料プランあり(グループチャット数・メッセージ閲覧数に制限)。有料プランの料金は公式サイトで要確認 | 国内中小企業に広く普及した日本発のビジネスチャット | 公式 → |
| 3位 Microsoft Teams | ★★★★☆ 4.1 | 無料プランあり(一部機能制限)。Microsoft 365 Business プランに含まれる有料版は公式サイトで要確認 | Microsoft 365と深く統合されたビデオ会議・チャット統合ツール | 公式 → |
| 4位 LINE WORKS | ★★★★☆ 4.0 | 無料プランあり(ユーザー数上限あり)。有料プランの料金は公式サイトで要確認 | LINEのUIをビジネス向けに最適化した日本で人気のビジネスチャット | 公式 → |
| 5位 Google Chat | ★★★★☆ 3.9 | Google Workspaceの各プランに含まれる(料金は公式サイトで要確認)。個人用Googleアカウントでも一部機能を無料で利用可能 | Google Workspaceと深く連携したGoogleのビジネスチャット | 公式 → |
※料金・無料プランの条件は変動することがあります。最新の正確な情報は各公式サイトでご確認ください。
ビジネスチャットを選ぶ3つのポイント
ツールを絞り込むために、以下の3点を先に決めておくと比較がしやすくなります。
1. すでに使っているツールとの相性
すでにMicrosoft 365(Word・Excel・Teams会議)を使っているならMicrosoft Teamsが追加コストなく連携しやすいです。Google Workspace(Gmail・Googleドライブ)が中心ならGoogle Chatが自然に馴染みます。特定のエコシステムに依存していない場合は、2,000種類以上のアプリ連携を持つSlackか、国内SaaSと連携しやすいChatworkが候補になります。
2. チームのITリテラシーと規模
エンジニアや情報系の職種が中心のチームはSlackの高度なカスタマイズを活かせます。一方で飲食・小売・福祉などスマートフォン中心のスタッフが多い現場では、LINE WORKSのLINE類似UIが導入コストを下げやすい傾向があります。
3. メッセージ履歴の保持期間と検索
過去のやりとりを頻繁に検索・参照する場合は、無料プランのメッセージ履歴制限に注意が必要です。SlackのFreeプランは90日間、Chatworkの無料プランも閲覧できるメッセージ数に上限があります。業務での活用を本格化させる前に、各公式サイトで制限内容を確認しましょう。
5ツールを個別に比較
1. Slack — 豊富な連携と高いカスタマイズ性
Slack
★★★★☆4.4世界的に普及したビジネスチャット。豊富なアプリ連携と使いやすいUIが特徴
料金: 無料プランあり(メッセージ履歴90日・アプリ連携10件まで)。有料プランの料金は公式サイトで要確認
メリット
- 2,000種類以上のアプリ・サービスと連携でき、ツールの一元化がしやすい
- チャンネル管理・スレッド・検索機能が充実しており、情報整理がしやすい
- グローバルチームや海外ベンダーとのコミュニケーションに強く英語環境が安定
注意点
- 無料プランはメッセージ履歴が90日間に制限されるため、過去データの検索に不便
- 機能が多く、チャンネル設計や通知設定に慣れるまで時間がかかる
- 有料プランはユーザー数が増えると費用が大きくなりやすい
世界的に広く使われるビジネスチャットです。2,000種類以上のアプリ・サービスと連携でき、GitHub・Jira・Google Driveなど開発・マーケ・デザインツールをチャンネルに集約できます。チャンネルのトピック管理やスレッド機能で情報整理がしやすく、グローバルチームや海外ベンダーとのやりとりにも向いています。
無料プランはメッセージ履歴が90日間に限られ、アプリ連携も10件までです。チームで本格利用する場合は有料プランを検討してください(料金は公式サイトで要確認)。
2. LINE WORKS — LINE感覚で使える日本向けビジネスチャット
LINE WORKS
★★★★☆4.0LINEのUIをビジネス向けに最適化した日本で人気のビジネスチャット
料金: 無料プランあり(ユーザー数上限あり)。有料プランの料金は公式サイトで要確認
メリット
- LINEと同じUIのため、スタッフへの操作説明が少なく、ITリテラシーを問わず導入しやすい
- LINEユーザーと外部連携ができ、取引先・お客様とのやりとりをツール外に漏らさずに管理できる
- トークルーム・掲示板・カレンダー・アンケートなど、中小企業向けの機能がひとまとめ
注意点
- SlackやTeamsと比べてアプリ連携・API連携の柔軟性は限られる
- 大規模エンタープライズの複雑な権限管理や高度なワークフロー自動化には向かない場合がある
- 無料プランはユーザー数・ストレージ・機能に制限がある(詳細は公式で要確認)
LINEと同様のUIで、ITツールに不慣れなスタッフでも短時間で操作を覚えやすいのが特徴です。トークルーム・掲示板・カレンダー・アンケートなど、中小企業の日常業務を支える機能がひとまとめになっています。LINEユーザーと直接やりとりできる「外部連携」機能も便利です。
飲食・小売・医療・介護などの現場スタッフや、スマートフォン中心で業務をこなすチームに向いている傾向があります。無料プランのユーザー数・ストレージ上限は公式サイトで要確認です。
3. Chatwork — 国内中小企業に根付いた日本発のツール
Chatwork
★★★★☆4.0国内中小企業に広く普及した日本発のビジネスチャット
料金: 無料プランあり(グループチャット数・メッセージ閲覧数に制限)。有料プランの料金は公式サイトで要確認
メリット
- 日本語UIと日本向けサポートが充実しており、国内中小企業での導入実績が多い
- タスク管理機能が内蔵されており、チャットとタスクを一元管理できる
- メッセージの「既読」確認ができ、伝達漏れを防ぎやすい
注意点
- 無料プランはグループチャット数とメッセージ閲覧数に制限がある
- SlackやTeamsと比べてアプリ連携の数が少なく、外部ツールとの統合が限られる
- 海外メンバーとの連携には英語環境が弱い場合がある
日本生まれのビジネスチャットで、国内中小企業・フリーランスの間で広く使われています。タスク管理機能がチャット内に内蔵されているため、「このメッセージをタスクにする」操作が直感的にできます。メッセージの「既読」確認ができる点も、伝達漏れを防ぎたいチームに好まれています。
日本語のサポートが充実しており、国内SaaSとの連携実績も多いです。無料プランはグループチャット数とメッセージ閲覧数に制限があります(詳細は公式で要確認)。
4. Microsoft Teams — Microsoft 365ユーザーなら連携コストゼロ
Microsoft Teams
★★★★☆4.1Microsoft 365と深く統合されたビデオ会議・チャット統合ツール
料金: 無料プランあり(一部機能制限)。Microsoft 365 Business プランに含まれる有料版は公式サイトで要確認
メリット
- Word・Excel・PowerPoint・SharePointなどMicrosoft 365製品とシームレスに連携できる
- ビデオ会議・チャット・ファイル共有を1ツールに集約でき、リモートワーク環境に向いている
- すでにMicrosoft 365を契約しているなら追加コストなく利用できるケースが多い
注意点
- 機能が多く、初期設定や権限管理が複雑になりやすい
- Microsoftアカウントや組織のAAD設定が必要で、中小規模での導入に敷居を感じる場合がある
- チャット機能はSlackやChatworkより後発で、操作感に好みが分かれる
Word・Excel・PowerPoint・SharePointと深く統合されたコミュニケーションツールです。会議・チャット・ファイル共有・共同編集をひとつのウィンドウで完結できるため、リモートワーク環境での利用に向いています。すでにMicrosoft 365 Businessを契約している場合は、追加費用なく利用できるケースがあります(プランの内容は公式で要確認)。
機能の幅が広い分、初期設定や権限管理が複雑に感じる場合があります。まず小規模なチームや特定プロジェクトで試してから本格導入を検討するのが安全です。
5. Google Chat — Google Workspaceと一体で使いたいなら
Google Chat
★★★★☆3.9Google Workspaceと深く連携したGoogleのビジネスチャット
料金: Google Workspaceの各プランに含まれる(料金は公式サイトで要確認)。個人用Googleアカウントでも一部機能を無料で利用可能
メリット
- Gmail・Google Meet・Googleドライブ・カレンダーとシームレスに連携でき、G Suite環境にすでに馴染んでいるチームに向いている
- ファイルの共同編集からビデオ会議までGoogleのサービス内で完結しやすい
- スペース(旧ルーム)機能でプロジェクトごとにメンバーを管理し、ファイル・タスクを共有できる
注意点
- Googleのサービスを使っていないチームには導入メリットが薄い
- SlackやChatworkと比べると、チャット専用機能(スレッドの視認性、通知管理など)の使い勝手で好みが分かれる
- 有料利用にはGoogle Workspaceの契約が必要(詳細は公式で要確認)
Gmail・Google Meet・Googleドライブ・Googleカレンダーと連携して使うことを前提に設計されています。G Suiteを中心に業務を組み立てているチームなら、チャット・会議・ファイル管理をGoogleの画面内で切り替えずに進められます。
Google Workspaceのプランに含まれているため(料金は公式で要確認)、すでに契約している場合は追加コストなく使える点がメリットです。Google系のサービスを使っていないチームには連携メリットが薄くなります。
用途・チーム規模別のおすすめ
状況に合わせた選び方の目安をまとめます。
| こんなチームには | おすすめの選択肢 |
|---|---|
| スタートアップ・技術系・グローバルチーム | Slack |
| Microsoft 365をすでに使っている | Microsoft Teams |
| LINEに慣れたスタッフが多い現場・中小企業 | LINE WORKS |
| 国内中小・フリーランス・タスク一元管理したい | Chatwork |
| Google Workspaceを中心に使っている | Google Chat |
どのツールも無料プランまたはトライアルがあるため、まず実際に使ってみることをおすすめします。
導入時の注意点
- 移行コストを考慮する: チームが慣れたツールから乗り換えると、過去のログ移行・ルール設定のやり直しが発生します。まず小さなチームで試してから全社展開を検討しましょう。
- 無料プランの制限確認: メッセージ履歴・ユーザー数・ストレージには各ツールで制限が異なります。無料プランのまま本格運用すると情報が消えるリスクがあります。
- セキュリティポリシーの確認: 業種によっては情報管理の観点から、特定のクラウドサービスの利用に社内承認が必要な場合があります。IT部門や管理者と事前に確認してください。
関連記事
ビジネスチャットと組み合わせて使いたいタスク・プロジェクト管理ツールはタスク管理ツールおすすめ比較4選でまとめています。リモートワーク環境での働き方や仕事の見つけ方は在宅ワーク・リモートの仕事おすすめ比較も参考にどうぞ。
まとめ:チームの環境と規模で選ぶ
ビジネスチャットの選び方はチームの規模・既存ツール・スタッフのITリテラシーによって変わります。
- 連携重視・グローバル対応 → Slack
- Microsoft 365環境 → Microsoft Teams
- LINEに馴染んだ現場スタッフ → LINE WORKS
- 国内中小・タスク管理も一体化 → Chatwork
- Google Workspace環境 → Google Chat
まずは無料プランで使い勝手を確かめ、本格導入の前に料金・セキュリティ要件を公式サイトで必ず確認してください。